エイズ治療薬:横綱同士のQD本割り決戦―GS-US-380-1489試験(解説:岡 慎一氏)-741 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2017/10/11 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 岡 慎一( おか しんいち ) 氏 国立国際医療研究センター病院 エイズ治療・研究開発センター 名誉センター長 J-CLEAR推薦コメンテーター オリジナルのニュース HIV-1感染患者への初回治療、bictegravirレジメンが有用/Lancet(2017/09/21掲載) 2000年以降のエイズ治療薬の進歩は著しく、いまや1日1回1錠を飲めば、HIV感染者の余命は、一般人とほぼ同じである。先進国で、この10年間の治療薬の変遷をみると、当時はプロテアーゼ阻害薬(PI)が治療の中心であった。しかし、PIは他剤との相互作用が問題になることや、副作用として脂質や糖代謝異常が起こり、それが原因での心筋梗塞が増加することが明らかになり、この数年は今回の試験薬であるインテグラーゼ阻害薬(INSTI)… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 岡 慎一先生の他のコメント 世界では、HIV予防は新しい時代へ(解説:岡慎一氏) (2024/08/08掲載) 女性に対してもHIV曝露前予防(PrEP)成否の鍵は服薬率(解説:岡慎一氏) (2024/04/08掲載) HIVはコンドーム無しのセックスでもうつりません―How low viral load is low enough for HIV zero transmission(解説:岡慎一氏) (2023/08/21掲載) 途上国で最強、最適な治療(解説:岡慎一氏) (2023/07/31掲載) 2ヵ月1回の注射が女性をHIV感染から守る(解説:岡慎一氏) (2022/04/22掲載) 新規HIV感染者ゼロを目指して(解説:岡慎一氏)-1267 (2020/08/05掲載) エイズ患者の結核治療:始めに検査?始めから治療?(解説:岡慎一氏)-1248 (2020/06/30掲載) COVID-19の救世主現る?(解説:岡慎一氏)-1221 (2020/04/24掲載) HIV治療のゲームチェンジャー現る(解説:岡慎一氏)-1208 (2020/04/03掲載) HIV感染症の治療も、過ぎたるは猶及ばざるが如し(解説:岡慎一氏)-1098 (2019/08/15掲載) 治療で血漿中HIVさえ抑えればコンドームだって不要(解説:岡慎一氏)-1097 (2019/08/14掲載) Evidence Based Medicine追求への神髄を見た(解説:岡慎一氏)-1092 (2019/08/05掲載) HIV予防薬服用で性感染症が増加するのは悪いことなのか?(解説:岡慎一氏)-1040 (2019/05/10掲載) HIV治療の簡素化は本当に可能か?(解説:岡慎一氏)-972 (2018/12/12掲載) 世界の健康・福祉はどこへ向かうのか?(解説:岡慎一氏)-875 (2018/06/21掲載) エイズ治療薬:横綱同士の優勝決定戦(解説:岡慎一氏)-742 (2017/10/12掲載) 科学的検証の重要性(解説:岡 慎一氏)-622 (2016/12/08掲載) その他の解説記事をみる J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 若年透析患者の腎移植アクセス、施設スタッフ数と関連/JAMA(2024/11/06) 高リスク網膜芽細胞腫の術後CEV療法、3サイクルvs.6サイクル/JAMA(2024/11/06) NSCLCへのニボルマブ+イピリムマブ±化学療法、実臨床の有効性・安全性(LIGHT-NING第4回中間解析)/日本肺癌学会2024(2024/11/06) TN乳がんに対する初のADCサシツズマブ ゴビテカン、有効性と注意すべき有害事象/ギリアド(2024/11/06) 骨髄腫研究の最前線:新たな治療法開発への挑戦と期待/日本血液学会(2024/11/06) 血圧測定、腕の位置により過大評価も(2024/11/06) ビタミンD値が低いとサルコペニアのリスクが高い可能性(2024/11/06) 成人ADHDに対するメチルフェニデート+SSRI併用療法(2024/11/06) [ あわせて読みたい ] 長門流 認定内科医試験BINGO!総合内科専門医試験エッセンシャル Vol.1(2017/05/17) イワケンの「極論で語る感染症内科」講義 (2016/08/07) 総合内科専門医試験対策 アップデート問題はココが出る!2016 (2016/07/29) 感染症コンサルタント岸田が教える どこまでやるの!? 感染対策(2016/07/08)
HIVはコンドーム無しのセックスでもうつりません―How low viral load is low enough for HIV zero transmission(解説:岡慎一氏) (2023/08/21掲載)