途上国で最強、最適な治療(解説:岡 慎一 氏)-1701

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2023/07/31

本記事のコメンテーター

岡 慎一( おか しんいち ) 氏

国立国際医療研究センター病院 エイズ治療・研究開発センター 名誉センター長

J-CLEAR推薦コメンテーター

ケニアで行われた臨床試験である。途上国では2000年以降、非核酸系逆転写酵素阻害薬(NNRTI)をKey drugとして、核酸系逆転写酵素阻害薬(NRTI)2剤との3剤を合剤にしたGeneric薬が、治療の中心として用いられてきた。もちろん、これにより多くの命が救われた。しかし、NNRTIを中心とする治療は、治療に失敗した場合に薬剤耐性ウイルスが出やすい一方、薬の種類が少ないため、2回目以降の治療の選択肢は限られていた。その後、プ…

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本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。