女性に対してもHIV曝露前予防(PrEP)成否の鍵は服薬率(解説:岡 慎一 氏)-1801

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2024/04/08

本記事のコメンテーター

岡 慎一( おか しんいち ) 氏

国立国際医療研究センター病院 エイズ治療・研究開発センター 名誉センター長

J-CLEAR推薦コメンテーター

 HIV感染リスクのある人が予防薬を飲むことにより感染を防ぐ(PrEP)取り組みが、試験的に行われていたのは2010年前後である。2012年には、米国でPrEPはHIV感染予防に有効として正式に承認され、その後世界中でその研究が進んだ。2024年4月現在PrEPが承認されていない国は、先進国では日本のみである(12年遅れで日本でもやっと薬事承認される可能性が出てきている)。
 感染リスクの高い集団として、まず予防投薬の対象になっ…

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本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。