ISCHEMIA-CKD試験における血行再建術の有用性検討について(解説:上田 恭敬 氏)-1259 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2020/07/21 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 上田 恭敬( うえだ やすのり ) 氏 国立病院機構大阪医療センター 統括診療部長 J-CLEAR評議員 オリジナルのニュース ISCHEMIA試験、狭心症関連の健康状態の比較/NEJM(2020/04/10掲載) 中等度から高度の心筋虚血所見を認める重症CKD合併安定狭心症患者に対して、薬物療法に加えて血行再建術(PCIまたはCABG)を施行する(invasive strategy)か否か(conservative strategy)で2群に無作為に割り付けたRCTであるISCHEMIA-CKD試験からの報告で、invasive strategyの症状軽減効果について解析した結果である。3ヵ月の時点ではinvasive strategyで症状軽減効果が示されたが、3年後にはその差は消失した。また、試験登… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 上田 恭敬先生の他のコメント イメージングガイドPCIの有用性と今後の展望(解説:上田恭敬氏) (2024/07/22掲載) 心筋梗塞における完全血行再建はいつ行うべきか?(解説:上田恭敬氏) (2023/11/01掲載) Complex PCIにおけるイメージングガイドPCIの有用性(解説:上田恭敬氏) (2023/05/25掲載) 心筋梗塞非責任病変治療においてFFRは有用なガイドか?(解説:上田恭敬氏) (2021/06/30掲載) 冠動脈小血管に対するDCBとDESの長期成績(解説:上田恭敬氏)-1354 (2021/02/11掲載) elective PCIの抗血小板療法としてクロピドグレルとチカグレロルに差はない?(解説:上田恭敬氏)-1346 (2021/01/27掲載) プラスグレル治療におけるde-escalation?(解説:上田恭敬氏)-1319 (2020/11/26掲載) チカグレロルのDAPTからSAPTへの移行時期:3ヵ月vs.12ヵ月の比較試験(解説:上田恭敬氏)-1276 (2020/08/19掲載) 抗血小板薬単剤療法はアスピリン単独かP2Y12阻害薬単独か?(解説:上田恭敬氏)-1275 (2020/08/18掲載) PCI対CABG:どちらが優れている?(解説:上田恭敬氏)-1187 (2020/02/12掲載) 左冠動脈主幹部病変はPCIとCABGのいずれで治療しても予後は同じ(解説:上田恭敬氏)-1145 (2019/11/29掲載) STEMI症例ではXienceよりOrsiroが優れている?(解説:上田恭敬氏)-1143 (2019/11/27掲載) 1ヵ月のDAPTとその後のP2Y12阻害薬によるSAPTが標準治療となるか?(解説:上田恭敬氏)-1122 (2019/10/23掲載) 安定狭心症の血行再建適応評価はMRIとFFRのいずれで行うべきか?(解説:上田恭敬氏)-1076 (2019/07/12掲載) Supraflex対Xienceの比較試験(解説:上田恭敬氏)-1052 (2019/05/23掲載) Resolute Onyx対Orsiro、優れているのはどっち?(解説:上田恭敬氏)-987 (2018/12/31掲載) STEMIでの至適DAPT期間は6ヵ月それとも12ヵ月?(解説:上田恭敬氏)-974 (2018/12/13掲載) BVSにまだ将来性はあるのか?(解説:上田恭敬氏)-970 (2018/12/07掲載) FIREHAWKとXIENCEは本当に同等の成績を持つステントか?(解説:上田恭敬氏)-945 (2018/11/08掲載) 小血管で良好な前拡張が得られればDCBはDESと同等に優れる(解説:上田恭敬氏)-919 (2018/09/25掲載) CABG後もSAPTよりDAPTが優れている?(解説:上田恭敬氏)-879 (2018/06/26掲載) ACS症例におけるDAPTの期間は6ヵ月と12ヵ月のいずれが妥当か?(解説:上田恭敬氏)-848 (2018/05/03掲載) 新しいDESはXienceを超えられるか?(解説:上田恭敬氏)-787 (2017/12/27掲載) まだBMSを使う理由があるか?(解説:上田恭敬氏)-769 (2017/11/27掲載) 血小板機能検査に基づく抗血小板療法の調節は意味がない?(解説:上田恭敬氏)-751 (2017/10/24掲載) NSTE-ACS症例に対するPCI施行の適切なタイミングは?(解説:上田恭敬 氏)-737 (2017/09/27掲載) 急性冠症候群を発症するリスクをFFRで評価できるか(解説:上田 恭敬 氏)-665 (2017/04/13掲載) 生体吸収性ステントBVSに対する期待とエビデンスの持つ意味~メタ解析の結果~(解説:上田 恭敬 氏)-502 (2016/03/25掲載) TUXEDO-India試験:糖尿病患者でも第1世代DESは不要(解説:上田 恭敬 氏)-457 (2015/12/09掲載) 一般市民による心肺蘇生の普及率を高めるにはどうすればよい?(解説:上田 恭敬 氏)-426 (2015/10/08掲載) 血栓吸引療法に何を求めるのか(解説:上田 恭敬 氏)-351 (2015/04/23掲載) その他の解説記事をみる J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 前糖尿病の肥満へのチルゼパチド、糖尿病発症リスク93%減/NEJM(2024/11/22) 生後2年間のデジタル介入で肥満リスク低下/JAMA(2024/11/22) BRCA1/2病的バリアント保持者における乳がん後の二次原発がんリスク/JCO(2024/11/22) 家庭内のインフル予防、手指衛生やマスクは効果ある?~メタ解析(2024/11/22) 統合失調症患者に対する抗精神病薬の投与経路変更の影響は〜メタ解析(2024/11/22) 「週末戦士」でも脳の健康に利点あり(2024/11/22) 減量薬のアクセス拡大が年4万人以上の米国人の命を救う可能性(2024/11/22) 抗てんかん薬の早期処方が認知症リスクの低さと関連(2024/11/22) [ あわせて読みたい ] 新型コロナ治療薬の有力候補、「siRNA」への期待(2020/03/26) Dr.林の笑劇的救急問答14<下巻>(2019/08/07) Dr.たけしの本当にスゴい高齢者身体診察(2019/05/15) Dr.林の笑劇的救急問答14<上巻>(2019/03/15) 志水太郎の診断戦略ケーススタディ(2019/02/15) Dr.小松のとことん病歴ゼミ (2018/09/07)