ヒト化抗ヒトIL-6レセプターモノクローナル抗体「ACTEMRA」が米国で承認を取得
中外製薬株式会社とF.ホフマン・ラ・ロシュ社[本社:スイスバーゼル市/CEO:セヴリン・シュヴァン](以下、ロシュ社)は9日、、ヒト化抗ヒトIL-6 レセプターモノクローナル抗体「ACTEMRA」(一般名:トシリズマブ〔遺伝子組換え〕)に関して、1剤以上のTNF阻害剤の効果が不十分な中等度から重症の成人の関節リウマチ(RA)を適応症として米国食品医薬品局より承認を取得したと発表した。ACTEMRAは中外製薬と大阪大学の共同研究の成果であり、米国では抗インターロイキン-6(IL-6)レセプターモノクローナル抗体として初めてRAを効能・効果として承認され、単剤もしくは、メトトレキサート(MTX)または疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARDs)との併用で使用できることになる。