英国保健当局がスーテントを腎臓がん患者の第一選択薬として推奨 ファイザー株式会社は10日、英国国立臨床研究所(NICE)が「スーテント」(一般名:スニチニブリンゴ酸塩)を転移性腎細胞がん(mRCC)ならびに進行性腎臓がんの第一選択薬として使用することを推奨する最終評価報告書を発行した、と発表した。
約10分で鳥インフルエンザウイルスを検出する技術が開発される シスメックス株式会社は9日、大阪府立公衆衛生研究所と共同で新型インフルエンザウイルスに変異する可能性が高いと言われる鳥インフルエンザウイルスを簡易・迅速に検出する技術(検査キット)を開発したと発表した。
インフルエンザ患者数が減少も依然と高い水準に インフルエンザ流行レベルマップによると、2009年第5週のインフルエンザの全国レベルでの定点当たり報告数は35.62(患者発生報告数170,498)と前週の定点当たり報告数37.45よりも減少したことがわかった。ただし、減少したといえども、流行はまだ高い値にある。
睡眠ポリグラフィで「ジフェンヒドラミン塩酸塩」の睡眠への影響を確認 エスエス製薬株式会社は9日、ジフェンヒドラミン塩酸塩の睡眠構築と、翌日のQOL(Quality of Life:生活の質)に及ぼす影響を確認したと発表した。
サンドスタチンLARが消化器腫瘍の増殖を抑制することを確認 ノバルティス ファーマ株式会社は5日、サンドスタチンLAR (一般名:酢酸オクトレオチド)が、中腸の転移性神経内分泌腫瘍(NET)患者に対し抗腫瘍効果を示したという試験の中間データを、1月13日に2009年米国臨床腫瘍学会消化器癌シンポジウム(2009 Gastrointestinal Cancer Symposium of the American Society of Clinical Oncology)で発表した。
インフルエンザが急速に流行 「インフルエンザ様疾患発生報告(第11報)」によると、1月18~24日の1週間の患者数が6万人強に及び、また3000校以上で休校や学年閉鎖、学級閉鎖が発生するなど、急速に流行していることがわかった
FDA諮問委員会がプラスグレルの承認を勧告 第一三共株式会社と米イーライリリー・アンド・カンパニーは4日、米国食品医薬品庁(FDA)の心・腎疾患諮問委員会が、経皮的冠動脈形成術(PCI)として知られる動脈拡張術を受けている急性冠症候群(ACS)患者の治療薬として抗血小板剤プラスグレルの承認を勧告することを、3日(現地時間)投票により決定したと発表した。
消化性潰瘍治療剤KAPIDEX 米国で販売許可取得 武田薬品工業株式会社は、1月30日(米国時間)に同社が創製した消化性潰瘍治療剤KAPIDEX(一般名:dexlansoprazole、開発品コード:TAK-390MR)について、米国食品医薬品局(FDA)より販売許可を取得したと発表した。
抗うつ薬の効果には差があるのか? 抗うつ薬の効果に差があるのか?この問いに関する科学的根拠はこれまで乏しかったが、1月29日号のLancet誌(オンライン版)に発表されたメタアナリシスによると、12の抗うつ薬の中でミルタザピン(承認申請中)、エスシタロプラム(開発中)、ベンラファキシン(日本未発売)、セルトラリン(日本での発売名:ジェイゾロフト)の順で有効率が高いという結果となることがわかった。
PEACE Studyの論文 THE LANCET「Paper of the year 2008」に選出される 株式会社キョーリンは1月29日、子会社の杏林製薬株式会社が販売しているムコダインに関する臨床試験「PEACE Study」の論文が、THE LANCET「Paper of the year 2008」に選出されたと発表した。
ファイザーがワイスを買収へ 米ファイザーと米ワイスは、ファイザーがワイスの株式1株につき50.19ドルを現金と株式で取得(総額約680億ドル)するという条件で、正式買収契約に合意したと発表した。両社の取締役会は、この統合を承認した。
眉間のしわの改善に「ボトックスビスタ」の承認取得 グラクソ・スミスクライン株式会社は21日、同社のA型ボツリヌス毒素製剤「ボトックスビスタ 注用50単位」(一般名:A型ボツリヌス毒素)について、「65歳未満の成人における眉間の表情じわ」を効能・効果として、製造販売承認を厚生労働省より取得したと発表した。
花粉症のせいでいつもよりなくなるものは「集中力」 グラクソ・スミスクライン株式会社は28日、鼻炎薬「コンタック600プラス」のウェブサイト「コンタック総合研究所(http://contac.jp/soken/)」に「花粉症から取り戻したいものに関する意識調査」を発表した。
ジスロマックSRの製造販売承認を取得 ファイザー株式会社は21日、15員環マクロライド系抗生物質製剤であるジスロマック(一般名:アジスロマイシン)の新効能・新剤形・新用量として、経口懸濁液用の徐放性製剤「ジスロマックSR成人用ドライシロップ2g」の製造販売承認を取得したことを発表した。
からだカルテとgooからだログが連携開始 株式会社タニタが提供する「からだカルテ」と、NTTレゾナント株式会社が提供する「gooからだログ」(http://karada.goo.ne.jp/)が、21日よりサービス連携を開始した。
メタボ対策に! Wiiが特定保健指導システムを支援 任天堂株式会社は27日、据置型ゲーム機「Wii」と、専用ソフトである「Wii Fit」を特定保健指導システムの分野で利用する「Wii Fit からだチェックチャンネル」を開発したと発表した。
すい臓がん患者と家族のための啓発イベントを開催 すい臓がん患者・家族のサポートグループNPO法人パンキャンジャパンと、がん患者主体のがん医療の普及啓発を目指すNPO法人キャンサーネットジャパンは2009年3月より、日本を縦断する、すい臓がん患者・家族のための「すい臓がん啓発キャンペーンキャラバン」を開始する。このキャンペーンには、日本イーライリリー株式会社が支援・協力する。