人工股関節置換後の血栓予防にはrivaroxabanがエノキサパリンより有効

スウェーデン・Sahlgrenska大学病院のBengt I. Erikssonらが参加した抗凝固剤rivaroxaban(経口直接作用型第Xa因子阻害剤)の国際共同第III相臨床試験RECORD 1の検討結果。人工股関節全置換術を受けた患者の長期的な血栓予防について、有効性と安全性をエノキサパリン皮下注(国内販売名:クレキサン皮下注、2008年1月承認)とを比較した結果、安全性は同等で、rivaroxabanのほうが有効であると報告している。NEJM誌2008年6月26日号より。