ビタミンC、Eの摂り過ぎは、むしろ変形性膝関節症リスクを増大 先行研究により、ビタミンCとビタミンEは変形性膝関節症(膝OA)の発症を抑制することが示唆されていた。しかし、米国・カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)のRamani Krishna Chaganti氏らが多施設共同変形性関節症研究(Multicenter Osteoarthritis Study:MOST)の参加者を対象にコホート内ケースコントロール研究を行った結果、ビタミンCおよびビタミンEの血中濃度高値は膝OAの発症を抑制しないどころか発症リスクの増加と関連していたことを報告した。
骨折リハビリ後の高齢者に在宅運動療法は有用か?/JAMA 股関節骨折後に通常のリハビリテーションを行った高齢者について、理学療法士(PT)指導管理下の在宅運動療法を6ヵ月間実施したところ、電話での栄養指導のみ群と比べて、わずかだが有意に身体機能が改善したことが示された。米国・ボストン大学のNancy K. Latham氏らが無作為化比較試験の結果、報告した。高齢者では多くが股関節骨折後、長期にわたって運動機能が制限される。これまで、骨折リハビリ後に最小限の管理体制で行う在宅運動療法の効果については不明だった。JAMA誌2014年2月19日号掲載の報告より。
慢性腰痛に抗うつ薬は本当に有効か? これまで、慢性腰痛に対する抗うつ薬の治療効果を検討したさまざまな無作為化比較試験(RCT)やメタアナリシスが報告されてきた。そのなかには有効性が示されているものもあったが、カナダ・Fraser Health Authority のOwen D. Williamson氏らは、こうした報告についてナラティブレビューを行った。
慢性疼痛の新規発症に性別や職業が関与?:慶應義塾大学 2010年にわが国で行われた疫学調査において、筋骨格系慢性疼痛の有症者の多くは1年以上の治療歴があるにもかかわらず治療効果は不十分で、日常生活の質に悪影響を及ぼしている実態が明らかとなった。
オピオイドの慢性腰痛への短期効果 慢性腰痛に対するオピオイドの使用が著しく増加しているが、利点とリスクは明らかになっていない。今回、2007年のコクランレビューがコロンビア・Hospital Pablo Tobon UribeのLuis Enrique Chaparro氏らによりアップデートされ、慢性腰痛の短期治療においてオピオイドはプラセボに比し疼痛をやや改善し、機能障害もわずかながら改善することが示された。
たった1つの質問で慢性腰痛患者のうつを評価できる 心理社会的要因はしばしば慢性腰痛発症のリスク因子となり、また治療の予測因子ともなることから、その要因を明らかにする目的で質問票が用いられることがあるが、日常診療ではより簡単な質問票が使いやすい。
腰痛と睡眠障害は互いに影響し合う? 腰痛患者において、疼痛強度と睡眠障害は双方向に関連し合っていることが、オーストラリア・シドニー大学のSaad M. Alsaadi氏らによる研究の結果、明らかになった。
Stop at one! 骨折連鎖を止める骨粗鬆症治療の最前線 2月6日(木)、「骨で人生は変わる!忍び寄る“骨粗鬆症”の恐怖とその治療最前線」と題し、日本イーライリリー株式会社主催のプレスセミナーが開催された。
変形性関節症の痛み、天候との関連は患者の訴えどおりだが… オランダ・エラスムス大学医療センターのDesiree M.J. Dorleijn氏らは、2年間にわたるコホート研究の結果、気圧と相対湿度が変形性股関節症(股関節OA)の臨床症状と関連していることが示されたと発表した。
脊椎変性疾患の慢性腰痛にパミドロン酸は有効か ビスホスホネート静脈内投与は、骨パジェット病、転移性骨疾患、多発性骨髄腫などの疼痛緩和に用いられるが、慢性腰痛に対する症例報告も散見される。米国・Grunenthal社のMarco Pappagallo氏らは、慢性腰痛を伴う脊椎変性疾患患者を対象に、パミドロネート(パミドロン酸二ナトリウム、商品名:アレディアほか)静脈内投与の有効性を検討するパイロット試験を行った。結果、パミドロネート180mg投与において、プラセボと比較して有意な改善効果がみられることが示されたという。PAIN誌2014年1月号(オンライン版2013年9月23日号)の掲載報告。