デュルバルマブ、CCRT維持療法のサブグループ解析(PACIFIC)/ESMO2018
PACIFIC試験はStageIII切除不能非小細胞肺がん(NSCLC)におけるCCRT治療においてOSとPFS双方を改善した。このPACIFIC試験の探索的解析が、ドイツ・ミュンヘンでの欧州臨床腫瘍学会(ESMO2018)において、発表された。
・対象:化学放射線同時併用療法(CCRT)後に進行していない切除不能StageIII NSCLC患者
・試験薬:デュルバルマブ10mg/kg、2週ごと12ヵ月
・対照薬:プラセボ、2週ごと12ヵ月
・評価項目:[主要評価項目]盲検独立中央評価委員会判定によるPFS、OS
[副次評価項目]死亡または遠隔転移までの時間、2回目の進行までの時間、安全性などCCRTの1~42日後に、被験者はデュルバルマブとプラセボに2対1に無作為に割り付けられた。