大腸がんリスクの低い人では便検査を用いた3年間隔での大腸がん検診が適切か
平均的な大腸がんリスクのある人では、マルチターゲット便DNA検査(mt-sDNA)を用いた大腸がん検診は、3年間隔が臨床的に適切なようであるとの研究結果が、「Cancer Prevention Research」2月号に掲載された。
米インディアナ大学のThomas F. Imperiale氏らは、3年間隔でのmt-sDNAの臨床的有用性を検討。解析対象は、医療従事者によりmt-sDNAが適格と判定された大腸がん検診の候補者2,044人(2015年4月~2016年7月)で、mt-sDNA陽性例は大腸内視鏡検査を受け、陰性例は3年間、毎年追跡された。