SIGNIFY試験:心拍数を越えて(解説:香坂 俊 氏)-256 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2014/10/02 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 香坂 俊( こうさか しゅん ) 氏 慶應義塾大学 循環器内科 准教授 J-CLEAR評議員 オリジナルのニュース 心拍数低下薬、心不全症状のない安定冠動脈疾患には?/NEJM(2014/09/18掲載) -安静時心拍数は、心血管系イベントを予測する独立した因子である- このことは昔から知られている。急性冠症候群患者1)、そして安定狭心症患者で2)、安静時心拍数の増加は心血管系のイベントと関連することが示されている。その背景には、生理学的に心拍数が高いと、心筋酸素消費量の増加と拡張期時相の短縮(冠動脈の血流は拡張期に流れる)により心筋虚血を起こしやす… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 参考文献・参考サイトはこちら 1)Kovar D, et al. Clin Cardiol. 2004; 27:80-86. 2)Diaz A, et al. Eur Heart J. 2005; 26: 967-974. 3)Bohm M, et al. Lancet. 2010; 376: 886-894. 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 香坂 俊先生の他のコメント 血栓吸引療法に引導は渡ったか?TOTAL試験1年追跡(解説:香坂 俊 氏)-463 (2015/12/24掲載) 狭心症「安定期」でのトロポニンの役割(解説:香坂 俊 氏)-411 (2015/09/16掲載) 心肺停止に遠慮は無用(解説:香坂 俊 氏)-410 (2015/09/10掲載) よくある話【1】目に見えるリスクに対する過大評価:下大静脈フィルターの使い方(解説:香坂 俊 氏)-376 (2015/07/03掲載) よくある話【2】見えなかったリスクに対する過小評価:カテ前出血リスクの定量的評価(解説:香坂 俊 氏)-377 (2015/07/03掲載) COSIRA試験:血管を開けるのか?それとも、閉じるのか? 狭心症治療に新たな選択肢(解説:香坂 俊 氏)-326 (2015/03/27掲載) LancetとNEJM、同じデータで割れる解釈; Door-to-Balloon はどこへ向かうか?(解説:香坂 俊 氏)-300 (2015/01/09掲載) 次世代ステント「スキャフォールド」とは? その試金石ABSORB II試験の結果を踏まえて(解説:香坂 俊 氏)-273 (2014/11/07掲載) 2種類のTAVIデバイス(バルーン拡張型と自己拡張型)、優れているのはどちらか?(コメンテーター:香坂 俊 氏)-CLEAR! ジャーナル四天王(205)より- (2014/05/28掲載) 心臓マッサージは深度5cmで毎分100回:その自動化への課題(コメンテーター:香坂 俊 氏)-CLEAR! ジャーナル四天王(165)より- (2014/01/08掲載) この抗血小板薬、中止してもよいですか?レジストリデータからみたリスクの可視化(コメンテーター:香坂 俊 氏)-CLEAR! ジャーナル四天王(137)より- (2013/10/17掲載) ACS症例に対するカテのタイミング:どこまで早く、どこまで慎重に?(コメンテーター:香坂 俊 氏)-CLEAR! ジャーナル四天王(124)より- (2013/08/15掲載) そのひと手間は必要か?ICD 留置の際の心房リードについて-米国ナショナルレジストリからの報告(コメンテーター:香坂 俊 氏)-CLEAR! ジャーナル四天王(102)より- (2013/05/28掲載) 〔CLEAR! ジャーナル四天王(62)〕 第二世代ステントの中期成績の比較試験、その名もCOMPARE II (2013/03/05掲載) 〔CLEAR! ジャーナル四天王(47)〕 FREEDOM試験がもたらした「開放」とは? (2013/01/17掲載) その他の解説記事をみる J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] ATTR型心アミロイドーシス、CRISPR-Cas9遺伝子編集療法が有望/NEJM(2024/12/23) 更年期のホルモン補充療法、心血管疾患のリスクは?/BMJ(2024/12/23) 温水洗浄便座を使用する?しない?その理由は/医師1,000人アンケート(2024/12/23) 38種類の抗うつ薬と自殺リスク、小児に対するブラックボックス警告はいまだに有効か(2024/12/23) 帯状疱疹ワクチン、65歳を対象に定期接種化を了承/厚労省(2024/12/23) TN乳がん術前化学療法への周術期アテゾリズマブ上乗せ、EFSを改善せず/SABCS2024(2024/12/23) 増える成人食物アレルギーと新規アレルゲン、「食べたい」に応えるために/日本アレルギー学会(2024/12/23) 「ストレス食い」の悪影響、ココアで軽減の可能性(2024/12/23) [ あわせて読みたい ] 診療よろず相談TV シーズンII(2014/07/03) アリスミアのツボ(2014/09/01) 高血圧治療ガイドライン2014(JSH2014) ~改訂のポイント~(2014/04/30) Dr.香坂の循環器診療 最前線<第4巻>(2014/04/15) 『高血圧治療ガイドライン2014』 発刊(2014/04/01) Dr.小田倉の心房細動な日々~ダイジェスト版~(2014/03/11) Dr.香坂の循環器診療 最前線<第3巻>(2014/02/01)
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