多施設無作為化前向き臨床試験で、2年の経過観察でHM 3とHM IIの生存率に差はないものの、ポンプ交換率はHM IIに比較してHM 3では有意に減少した(解説:許 俊鋭 氏)-647

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2017/02/28

本記事のコメンテーター

許 俊鋭( きょ しゅんえい ) 氏

東京都健康長寿医療センター センター長

J-CLEAR評議員

多施設で無作為化前向きに446例のDestination Therapy(DT)適応症例を2:1に割り付け、297例の磁気浮上遠心ポンプ(HM 3)群と148例の従来の軸流ポンプ(HM II)群で、後遺症を残す脳卒中や不具合によるポンプ交換の伴わない2年生存率を比較した(ENDURANCE試験)。

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