高度狭窄なくても脆弱なプラークを持つ脆弱な患者を近赤外分光法‐血管内超音波検査で同定できる(解説:佐田 政隆 氏)-1373 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2021/03/31 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 佐田 政隆( さた まさたか ) 氏 徳島大学大学院 医歯薬学研究部 循環器内科学 教授 J-CLEAR評議員 オリジナルのニュース ハイリスク非責任病変の識別に、NIRS-IVUSが有望/Lancet(2021/03/25掲載) 急性心筋梗塞の発症原因として、軽度な狭窄しか来さない動脈硬化病変の破裂やびらんに起因する急性血栓性閉塞が注目されている。破綻した病変では、脂質コアの増大、被膜の菲薄化、平滑筋細胞数の減少などが認められる。しかしプラーク不安定化の機序などに関しては不明な点が多く、急性冠症候群の発症を予知することは困難であった。バイオマーカーとして高感度CRP、ペントラキシン3などが急性冠症候群の発症を予測する因子とな… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 佐田 政隆先生の他のコメント 心臓MRIによるLGEはLVEFより拡張型心筋症のリスクをより良く予測する(解説:佐田政隆氏) (2024/11/21掲載) 新型コロナウイルスにより急性心筋梗塞と脳梗塞のリスクが上昇(解説:佐田政隆氏) (2021/08/17掲載) ミオシン活性化薬は駆出率の低下した心不全の予後を若干改善する(解説:佐田政隆氏)-1344 (2021/01/25掲載) IL-1阻害薬による残余リスク低減効果に期待(解説:佐田政隆氏)-1330 (2020/12/18掲載) エピジェネティック制御薬は心血管疾患の残余リスクを低下させない(解説:佐田政隆氏)-1217 (2020/04/20掲載) 遠隔筋肉の虚血を誘導しても、急性心筋梗塞患者の予後は改善しない(解説:佐田政隆氏)-1150 (2019/12/05掲載) 不全心筋への間葉系前駆細胞の注射はLVAD離脱率を改善しない(解説:佐田政隆氏)-1046 (2019/05/14掲載) 自分の動脈硬化病変を見せられると生活習慣病が改善する(解説:佐田政隆氏)-994 (2019/01/11掲載) スタチンに加え注射でLDL-Cをさらに下げると、心血管リスクが減少(解説:佐田政隆氏)-980 (2018/12/19掲載) 卵円孔開存患者では周術期の脳梗塞が多かった(解説:佐田政隆氏)-895 (2018/07/31掲載) ウエアラブル技術と遠隔コーチングを用いた家庭での運動療法は、末梢動脈疾患患者の6分間歩行距離を延ばさなかった(解説:佐田政隆氏)-872 (2018/06/14掲載) ニューキノロンの使用は、動脈瘤や動脈解離のリスクを高める(解説:佐田政隆氏)-839 (2018/04/16掲載) インフルエンザ感染後1週間以内は急性心筋梗塞が増える(解説:佐田政隆氏)-816 (2018/02/28掲載) 高感度トロポニンIが陰性だったら、胸痛患者を安心して帰宅させることができるのか?(解説:佐田 政隆 氏)-779 (2017/12/11掲載) ixCELL-DCM試験:自己骨髄由来の細胞移植で虚血性心筋症患者の予後が改善(解説:佐田 政隆 氏)-526 (2016/05/12掲載) 収縮能が保持された心不全(HFpEF)に対する心房間シャントデバイスの効果は?(解説:佐田 政隆 氏)-522 (2016/05/06掲載) 収縮能が保たれた心不全(HFpEP)には生活習慣への介入が有効(解説:佐田 政隆 氏)-474 (2016/02/01掲載) 高感度心筋トロポニンIが陰性ならば、胸痛患者を帰宅させて良いか?(解説:佐田 政隆 氏)-447 (2015/11/13掲載) TEAAM試験:テストステロン低値の高齢者へのテストステロンの補充は、動脈硬化を抑制しない(解説:佐田 政隆 氏)-417 (2015/09/25掲載) 大動脈弁狭窄症はやはり高コレステロール血症が原因か?(解説:佐田 政隆 氏)-290 (2014/12/15掲載) その他の解説記事をみる J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 虚血性心筋症の心室頻拍、カテーテルアブレーションは有効か/NEJM(2024/12/03) “Fantastic Four”の一角に陰り:心筋梗塞例にミネラルコルチコイド受容体拮抗薬は無効(解説:桑島巌氏)(2024/12/03) 飽和脂肪酸摂取量がアルツハイマー病リスクと関連(2024/12/03) 自覚症状に乏しい糖尿病性腎症に早く気付いて/バイエル(2024/12/03) ワクチン同時接種、RSV+インフルエンザ/新型コロナの有効性は?(2024/12/03) トリプルネガティブ乳がんの治療にDNAワクチンが有望か(2024/12/03) 喘息は子どもの記憶能力に悪影響を及ぼす(2024/12/03) 妊娠中のビタミンD摂取は子どもの骨を強くする(2024/12/03) 前立腺肥大症治療薬のタダラフィルが2型糖尿病リスクを抑制(2024/12/03) [ あわせて読みたい ] 心不全特集まとめインデックス(2020/10/01) 腎性貧血特集まとめインデックス(2020/09/30) 新型コロナ治療薬の有力候補、「siRNA」への期待(2020/03/26) Dr.林の笑劇的救急問答14<下巻>(2019/08/07) Dr.たけしの本当にスゴい高齢者身体診察(2019/05/15) Dr.林の笑劇的救急問答14<上巻>(2019/03/15)