大動脈弁狭窄症はやはり高コレステロール血症が原因か?(解説:佐田 政隆 氏)-290 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2014/12/15 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 佐田 政隆( さた まさたか ) 氏 徳島大学大学院 医歯薬学研究部 循環器内科学 教授 J-CLEAR評議員 オリジナルのニュース LDL-C上昇と大動脈弁疾患の遺伝学的関連/JAMA(2014/11/10掲載) 動脈硬化性大動脈弁狭窄症患者は、高齢化社会とともに年々増加しており、大きな社会問題になっている。進行すると突然死や難治性心不全の原因となるが、効果的な薬物療法はない。大動脈弁置換術が唯一有効な治療法であるが、人工心肺を用いた大手術であり、高齢者では危険性が高い。現在、より侵襲が少ない、経カテーテル大動脈弁留置術 (TAVI) が普及しつつあるが、高額であり、今後、その適応が問題になると思われる。疫学… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 佐田 政隆先生の他のコメント 心臓MRIによるLGEはLVEFより拡張型心筋症のリスクをより良く予測する(解説:佐田政隆氏) (2024/11/21掲載) 新型コロナウイルスにより急性心筋梗塞と脳梗塞のリスクが上昇(解説:佐田政隆氏) (2021/08/17掲載) 高度狭窄なくても脆弱なプラークを持つ脆弱な患者を近赤外分光法‐血管内超音波検査で同定できる(解説:佐田政隆氏)-1373 (2021/03/31掲載) ミオシン活性化薬は駆出率の低下した心不全の予後を若干改善する(解説:佐田政隆氏)-1344 (2021/01/25掲載) IL-1阻害薬による残余リスク低減効果に期待(解説:佐田政隆氏)-1330 (2020/12/18掲載) エピジェネティック制御薬は心血管疾患の残余リスクを低下させない(解説:佐田政隆氏)-1217 (2020/04/20掲載) 遠隔筋肉の虚血を誘導しても、急性心筋梗塞患者の予後は改善しない(解説:佐田政隆氏)-1150 (2019/12/05掲載) 不全心筋への間葉系前駆細胞の注射はLVAD離脱率を改善しない(解説:佐田政隆氏)-1046 (2019/05/14掲載) 自分の動脈硬化病変を見せられると生活習慣病が改善する(解説:佐田政隆氏)-994 (2019/01/11掲載) スタチンに加え注射でLDL-Cをさらに下げると、心血管リスクが減少(解説:佐田政隆氏)-980 (2018/12/19掲載) 卵円孔開存患者では周術期の脳梗塞が多かった(解説:佐田政隆氏)-895 (2018/07/31掲載) ウエアラブル技術と遠隔コーチングを用いた家庭での運動療法は、末梢動脈疾患患者の6分間歩行距離を延ばさなかった(解説:佐田政隆氏)-872 (2018/06/14掲載) ニューキノロンの使用は、動脈瘤や動脈解離のリスクを高める(解説:佐田政隆氏)-839 (2018/04/16掲載) インフルエンザ感染後1週間以内は急性心筋梗塞が増える(解説:佐田政隆氏)-816 (2018/02/28掲載) 高感度トロポニンIが陰性だったら、胸痛患者を安心して帰宅させることができるのか?(解説:佐田 政隆 氏)-779 (2017/12/11掲載) ixCELL-DCM試験:自己骨髄由来の細胞移植で虚血性心筋症患者の予後が改善(解説:佐田 政隆 氏)-526 (2016/05/12掲載) 収縮能が保持された心不全(HFpEF)に対する心房間シャントデバイスの効果は?(解説:佐田 政隆 氏)-522 (2016/05/06掲載) 収縮能が保たれた心不全(HFpEP)には生活習慣への介入が有効(解説:佐田 政隆 氏)-474 (2016/02/01掲載) 高感度心筋トロポニンIが陰性ならば、胸痛患者を帰宅させて良いか?(解説:佐田 政隆 氏)-447 (2015/11/13掲載) TEAAM試験:テストステロン低値の高齢者へのテストステロンの補充は、動脈硬化を抑制しない(解説:佐田 政隆 氏)-417 (2015/09/25掲載) その他の解説記事をみる J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] リンパ節転移陰性の浸潤性乳がん、腋窩手術省略vs.センチネルリンパ節生検/NEJM(2024/12/30) 手OAに電熱手袋は有効か?/BMJ(2024/12/30) 心筋梗塞後のβ遮断薬の長期投与は不要か―統計学的には非劣性だが、臨床的にはそうとは限らない(解説:名郷直樹氏)(2024/12/30) 片頭痛予防にメラトニン介入が有望な可能性(2024/12/30) 進行期低腫瘍量濾胞性リンパ腫の初回治療、watchful waiting対早期リツキシマブ(JCOG1411/FLORA)/ASH2024(2024/12/30) 既治療の小細胞肺がん、承認取得のタルラタマブのアジア人データ(DeLLphi-301)/ESMO Asia2024(2024/12/30) 85歳以上の日本人、高血圧は死亡リスクに影響する?しない?(2024/12/30) 甘いものの摂取、心臓の健康にとっての「スイートスポット」は?(2024/12/30) 野菜を先に食べている糖尿病患者は高次生活機能が高い(2024/12/30) [ あわせて読みたい ] 診療よろず相談TV シーズンII(2014/07/03) アリスミアのツボ(2014/09/01) 高血圧治療ガイドライン2014(JSH2014) ~改訂のポイント~(2014/04/30) Dr.香坂の循環器診療 最前線<第4巻>(2014/04/15) 『高血圧治療ガイドライン2014』 発刊(2014/04/01) Dr.小田倉の心房細動な日々~ダイジェスト版~(2014/03/11)