自分の動脈硬化病変を見せられると生活習慣病が改善する(解説:佐田 政隆 氏)-994 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2019/01/11 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 佐田 政隆( さた まさたか ) 氏 徳島大学大学院 医歯薬学研究部 循環器内科学 教授 J-CLEAR評議員 オリジナルのニュース 動脈硬化患者へ画像所見提示、進行予防に効果/Lancet(2018/12/13掲載) 急性心筋梗塞は、狭心症を生じるような高度の冠動脈の動脈硬化病変が進行して完全閉塞することで生じると従来考えられていた。しかし、最近の研究によると、6~7割の急性心筋梗塞の原因は、軽度な内腔の狭窄しか来さない動脈硬化病変の破裂やびらんに起因する急性血栓性閉塞であるとされている。急性心筋梗塞は発症してしまうと突然死につながる怖い病気であるが、その多くは前兆がなく、発症を予知することは困難である。ヒトの… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 佐田 政隆先生の他のコメント 心臓MRIによるLGEはLVEFより拡張型心筋症のリスクをより良く予測する(解説:佐田政隆氏) (2024/11/21掲載) 新型コロナウイルスにより急性心筋梗塞と脳梗塞のリスクが上昇(解説:佐田政隆氏) (2021/08/17掲載) 高度狭窄なくても脆弱なプラークを持つ脆弱な患者を近赤外分光法‐血管内超音波検査で同定できる(解説:佐田政隆氏)-1373 (2021/03/31掲載) ミオシン活性化薬は駆出率の低下した心不全の予後を若干改善する(解説:佐田政隆氏)-1344 (2021/01/25掲載) IL-1阻害薬による残余リスク低減効果に期待(解説:佐田政隆氏)-1330 (2020/12/18掲載) エピジェネティック制御薬は心血管疾患の残余リスクを低下させない(解説:佐田政隆氏)-1217 (2020/04/20掲載) 遠隔筋肉の虚血を誘導しても、急性心筋梗塞患者の予後は改善しない(解説:佐田政隆氏)-1150 (2019/12/05掲載) 不全心筋への間葉系前駆細胞の注射はLVAD離脱率を改善しない(解説:佐田政隆氏)-1046 (2019/05/14掲載) スタチンに加え注射でLDL-Cをさらに下げると、心血管リスクが減少(解説:佐田政隆氏)-980 (2018/12/19掲載) 卵円孔開存患者では周術期の脳梗塞が多かった(解説:佐田政隆氏)-895 (2018/07/31掲載) ウエアラブル技術と遠隔コーチングを用いた家庭での運動療法は、末梢動脈疾患患者の6分間歩行距離を延ばさなかった(解説:佐田政隆氏)-872 (2018/06/14掲載) ニューキノロンの使用は、動脈瘤や動脈解離のリスクを高める(解説:佐田政隆氏)-839 (2018/04/16掲載) インフルエンザ感染後1週間以内は急性心筋梗塞が増える(解説:佐田政隆氏)-816 (2018/02/28掲載) 高感度トロポニンIが陰性だったら、胸痛患者を安心して帰宅させることができるのか?(解説:佐田 政隆 氏)-779 (2017/12/11掲載) ixCELL-DCM試験:自己骨髄由来の細胞移植で虚血性心筋症患者の予後が改善(解説:佐田 政隆 氏)-526 (2016/05/12掲載) 収縮能が保持された心不全(HFpEF)に対する心房間シャントデバイスの効果は?(解説:佐田 政隆 氏)-522 (2016/05/06掲載) 収縮能が保たれた心不全(HFpEP)には生活習慣への介入が有効(解説:佐田 政隆 氏)-474 (2016/02/01掲載) 高感度心筋トロポニンIが陰性ならば、胸痛患者を帰宅させて良いか?(解説:佐田 政隆 氏)-447 (2015/11/13掲載) TEAAM試験:テストステロン低値の高齢者へのテストステロンの補充は、動脈硬化を抑制しない(解説:佐田 政隆 氏)-417 (2015/09/25掲載) 大動脈弁狭窄症はやはり高コレステロール血症が原因か?(解説:佐田 政隆 氏)-290 (2014/12/15掲載) その他の解説記事をみる J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 複雑CAD併存の重症AS、FFRガイド下PCI+TAVI vs.SAVR+CABG/Lancet(2024/12/20) 慢性心血管系薬のアドヒアランス不良、リマインドメッセージでは改善せず/JAMA(2024/12/20) “Real-world”での高齢者に対するRSVワクチンの効果(解説:山口佳寿博氏/田中希宇人氏)(2024/12/20) 切除不能肝細胞がん、アテゾ+ベバがTACEの代替となる可能性/ESMO Asia2024(2024/12/20) EGFR陽性NSCLCの1次治療、オシメルチニブ+化学療法のアジア人データ(FLAURA2)/ESMO Asia2024(2024/12/20) 進行・再発子宮体がんの新たな治療選択肢/AZ(2024/12/20) 導入療法後に病勢進行のないHR+/HER2+転移乳がん1次治療、パルボシクリブ追加でPFS改善(PATINA)/SABCS2024(2024/12/20) 統合失調症発症後20年間における抗精神病薬使用の変化(2024/12/20) SGLT2阻害薬はがん発症を減らすか~日本の大規模疫学データ(2024/12/20) [ あわせて読みたい ] Dr.須藤のやり直し酸塩基平衡 (2018/12/15) 僧侶の医師【Dr.倉原の“俺の本棚”】第12回(2018/12/11) 医師が選んだ"2018年の10大ニュース"! 【CareNet.com会員アンケート結果発表】(2018/11/29) 慢性便秘症特集まとめインデックス(2018/12/01) 肩腰膝の痛みをとる Dr.究のあなたもできるトリガーポイント注射 (2018/11/15) Dr.岡の感染症プラチナレクチャー 市中感染症編(上下巻2枚組)(2018/10/15) Dr.岡の感染症プラチナレクチャー 市中感染症編(下巻)(2018/10/15) Dr.岡の感染症プラチナレクチャー 市中感染症編(上巻) (2018/10/15) あなたは医学論文を「読める」か?【Dr.倉原の“俺の本棚”】第10回(2018/10/12) 何もかも前代未聞な本【Dr.倉原の“俺の本棚”】第9回(2018/09/14)