心房細動アブレーション手技における左心耳隔離の位置付けについて(aMAZE試験)(解説:香坂 俊 氏)-1824 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2024/06/10 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 香坂 俊( こうさか しゅん ) 氏 慶應義塾大学 循環器内科 准教授 J-CLEAR評議員 オリジナルのニュース 肺静脈隔離術+左心耳結紮術、心房細動の予後を改善するか/JAMA(2024/04/16掲載) 心房細動に対するアブレーション治療(肺動脈起始部のカテーテル焼灼術)のプレゼンスが年々高まっている。が、課題も多く残されている。たとえば、アブレーション治療は発作性の心房細動に関しては十分な医療を発揮し、1年後の洞調律維持率80~90%に達すると報告されているが、永続性の心房細動に関しては、その洞調律維持率は60~70%に留まっている。こうした課題を克服するために、肺動脈起始部以外の場所も「焼く」必要があ… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 香坂 俊先生の他のコメント CPRはいつまで続けるべきか? In-Hospital CPA レジストリからの報告(解説:香坂俊氏) (2024/04/19掲載) 心原性ショック治療の難しさ:リスク評価と個別治療の重要性(解説:香坂俊氏) (2023/11/09掲載) 蘇生後呼吸管理でのPaCO2のターゲットはどこに置くか?(解説:香坂俊氏) (2023/10/02掲載) 線維組織に対する追加焼灼 - 心房細動アブレーションはさらに進化したか?(解説:香坂俊氏) (2022/11/08掲載) 低体温療法、冬の時代(解説:香坂俊氏) (2022/02/16掲載) 心肺停止時にカルシウム投与は無効(解説:香坂俊氏) (2022/01/06掲載) 脳梗塞の再発を予防するために:老刑事のように心房細動を追う(解説:香坂俊氏) (2021/07/14掲載) DOAC でどこまで攻めるか?心房細動を合併した弁置換術後の場合(解説:香坂俊氏)-1345 (2021/01/22掲載) 心房細動ターゲットはマーシャル静脈? VENUS試験を追う(解説:香坂俊氏)-1324 (2020/12/03掲載) COVID入院患者で注意しなくてはならないのは?(解説:香坂俊氏)-1314 (2020/11/10掲載) Scoop and Runは正しいのか? 院外心停止の現場から(解説:香坂俊氏)-1311 (2020/11/02掲載) RCTの評価はどこで行うか? ELDERCARE-AF試験の場合(解説:香坂俊氏)-1302 (2020/10/20掲載) Digital Medicineの世紀:Apple Watchによる心房細動の検出(解説:香坂俊氏)-1279 (2020/09/04掲載) AFIRE試験が世界に投げかけたこと(解説:香坂俊氏)-1281 (2020/09/03掲載) 交叉するKaplan Meier曲線を巡って:皮下植込み型除細動器(S-ICD)の場合(解説:香坂俊氏)-1280 (2020/09/02掲載) 心不全で突然死はどのくらい起こるのか?(解説:香坂俊氏)-1234 (2020/06/01掲載) 循環器領域のプレシジョン・メディシンを目指して(解説:香坂俊氏)-1232 (2020/05/21掲載) 続・アブレーションはお嫌いですか?(解説:香坂俊氏)-1089 (2019/08/02掲載) 「傾向が認められた」を巡る最近の議論(解説:香坂俊氏)-1064 (2019/06/25掲載) 左手(とリズムコントロール)は添えるだけ(解説:香坂俊氏)-1036 (2019/05/07掲載) 心房細動をどこまで追いかけるか?(解説:香坂俊氏)-960 (2018/11/27掲載) エピネフリン早期投与は予後を改善するか?(解説:香坂俊氏)-952 (2018/11/15掲載) 突然死予防のためのライフジャケットは有効か?(解説:香坂俊氏)-947 (2018/11/12掲載) 周術期の脳梗塞予防:卵円孔はターゲットとなりうるか?(解説:香坂俊氏)-941 (2018/11/06掲載) 心臓手術で「エキストラ」にできること(解説:香坂俊氏)-905 (2018/08/28掲載) 思い込みを正すことは難しい:MRIとペースメーカーの場合(解説:香坂俊氏)-849 (2018/05/04掲載) アブレーションはお嫌いですか?(解説:香坂俊氏)-847 (2018/04/30掲載) 日本の心疾患スクリーニングは適切か? それとも過剰か?(解説:香坂俊氏)-795 (2018/01/11掲載) 抗血栓治療でPPAPは成立するか?(解説:香坂俊氏)-777 (2017/12/07掲載) 卵円孔開存を閉じるまでの長い道のり(解説:香坂俊氏)-762 (2017/11/13掲載) メタ解析の陰と陽(解説:香坂 俊 氏)-709 (2017/08/10掲載) ワルファリンはなぜ負け続けるのか?(解説:香坂 俊 氏)-668 (2017/04/19掲載) RCTの先を行く?リアルワールドでのTAVR対象患者(解説:香坂 俊 氏)-630 (2017/01/04掲載) 失神患者の6人に1人はPEか?NEJMのデータを深読みする(解説:香坂 俊 氏)-605 (2016/10/28掲載) 転ばぬ先の杖:TAVIに対する脳血管保護デバイス(解説:香坂 俊 氏)-590 (2016/09/09掲載) アミオダロンは効く?効かない?よくわからない?(解説:香坂 俊 氏)-550 (2016/06/17掲載) その他の解説記事をみる J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 新PCIデバイスbioadaptor、アウトカム改善の可能性/Lancet(2024/11/13) 糞便中ヘリコバクター・ピロリ抗原検査を用いた検診は胃がん予防に有効か(解説:上村直実氏)(2024/11/13) 市中肺炎の入院患者、経口抗菌薬単独での有効性(2024/11/13) 本邦初、がん患者の「気持ちのつらさ」のガイドライン/日本肺癌学会(2024/11/13) 乾癬への生物学的製剤、真菌感染症のリスクは?(2024/11/13) MCIの認知機能改善に、最適な運動とその量は?~ネットワークメタ解析(2024/11/13) 尿路上皮がん1次治療の更新は30年ぶり、ペムブロリズマブ+EV併用療法とは/MSD(2024/11/13) 米国成人の10人に6人は炎症誘発性の食生活(2024/11/13) 急性白血病の発症時点でさまざまな眼科所見が観察される(2024/11/13) [ あわせて読みたい ] Dr.大塚の人生相談(2024/02/26) 災害対策まとめページ(2024/02/05) IBD(炎症性腸疾患)特集(2023/09/01) 旬をグルメしながらCVIT誌のインパクトファクター獲得を祝福する【Dr.中川の「論文・見聞・いい気分」】第63回(2023/08/29) エキスパートが教える痛み診療のコツ(2018/10/11) 医療者向け『学校がん教育.com』(2022/12/01) アトピー性皮膚炎・乾癬特集まとめインデックス(2022/11/11) アトピー性皮膚炎・乾癬特集まとめインデックス(2022/11/11) 診療所売買に関心がある方に!マンガ連載をまとめた冊子プレゼント【ひつじ・ヤギ先生と学ぶ 医業承継キソの基礎 】第43回(2022/10/17) 今考える肺がん治療(2022/08/24)