エピネフリン早期投与は予後を改善するか?(解説:香坂 俊 氏)-952 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2018/11/15 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 香坂 俊( こうさか しゅん ) 氏 慶應義塾大学 循環器内科 准教授 J-CLEAR評議員 オリジナルのニュース 院外心停止へのエピネフリン、神経学的予後は改善せず?/NEJM(2018/07/30掲載) ブラックジャックなど昔の医療マンガやドラマで、よく緊急事態に「カンフル!」と医師が叫ぶ場面があった。このカンフルというのは、筆者も使ったことはないのだが、ものの本によると「カンフルとはいわゆる樟脳(しょうのう)であり、分子式C10H16Oで表される二環性モノテルペンケトンの一種」ということで、かつて強心剤や昇圧薬としてよく用いられたとのことである。現在はエピネフリン(Epinephrine:エピ)の大量生産が可能… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 香坂 俊先生の他のコメント 心房細動アブレーション手技における左心耳隔離の位置付けについて(aMAZE試験)(解説:香坂俊氏) (2024/06/10掲載) CPRはいつまで続けるべきか? In-Hospital CPA レジストリからの報告(解説:香坂俊氏) (2024/04/19掲載) 心原性ショック治療の難しさ:リスク評価と個別治療の重要性(解説:香坂俊氏) (2023/11/09掲載) 蘇生後呼吸管理でのPaCO2のターゲットはどこに置くか?(解説:香坂俊氏) (2023/10/02掲載) 線維組織に対する追加焼灼 - 心房細動アブレーションはさらに進化したか?(解説:香坂俊氏) (2022/11/08掲載) 低体温療法、冬の時代(解説:香坂俊氏) (2022/02/16掲載) 心肺停止時にカルシウム投与は無効(解説:香坂俊氏) (2022/01/06掲載) 脳梗塞の再発を予防するために:老刑事のように心房細動を追う(解説:香坂俊氏) (2021/07/14掲載) DOAC でどこまで攻めるか?心房細動を合併した弁置換術後の場合(解説:香坂俊氏)-1345 (2021/01/22掲載) 心房細動ターゲットはマーシャル静脈? VENUS試験を追う(解説:香坂俊氏)-1324 (2020/12/03掲載) COVID入院患者で注意しなくてはならないのは?(解説:香坂俊氏)-1314 (2020/11/10掲載) Scoop and Runは正しいのか? 院外心停止の現場から(解説:香坂俊氏)-1311 (2020/11/02掲載) RCTの評価はどこで行うか? ELDERCARE-AF試験の場合(解説:香坂俊氏)-1302 (2020/10/20掲載) Digital Medicineの世紀:Apple Watchによる心房細動の検出(解説:香坂俊氏)-1279 (2020/09/04掲載) AFIRE試験が世界に投げかけたこと(解説:香坂俊氏)-1281 (2020/09/03掲載) 交叉するKaplan Meier曲線を巡って:皮下植込み型除細動器(S-ICD)の場合(解説:香坂俊氏)-1280 (2020/09/02掲載) 心不全で突然死はどのくらい起こるのか?(解説:香坂俊氏)-1234 (2020/06/01掲載) 循環器領域のプレシジョン・メディシンを目指して(解説:香坂俊氏)-1232 (2020/05/21掲載) 続・アブレーションはお嫌いですか?(解説:香坂俊氏)-1089 (2019/08/02掲載) 「傾向が認められた」を巡る最近の議論(解説:香坂俊氏)-1064 (2019/06/25掲載) 左手(とリズムコントロール)は添えるだけ(解説:香坂俊氏)-1036 (2019/05/07掲載) 心房細動をどこまで追いかけるか?(解説:香坂俊氏)-960 (2018/11/27掲載) 突然死予防のためのライフジャケットは有効か?(解説:香坂俊氏)-947 (2018/11/12掲載) 周術期の脳梗塞予防:卵円孔はターゲットとなりうるか?(解説:香坂俊氏)-941 (2018/11/06掲載) 心臓手術で「エキストラ」にできること(解説:香坂俊氏)-905 (2018/08/28掲載) 思い込みを正すことは難しい:MRIとペースメーカーの場合(解説:香坂俊氏)-849 (2018/05/04掲載) アブレーションはお嫌いですか?(解説:香坂俊氏)-847 (2018/04/30掲載) 日本の心疾患スクリーニングは適切か? それとも過剰か?(解説:香坂俊氏)-795 (2018/01/11掲載) 抗血栓治療でPPAPは成立するか?(解説:香坂俊氏)-777 (2017/12/07掲載) 卵円孔開存を閉じるまでの長い道のり(解説:香坂俊氏)-762 (2017/11/13掲載) メタ解析の陰と陽(解説:香坂 俊 氏)-709 (2017/08/10掲載) ワルファリンはなぜ負け続けるのか?(解説:香坂 俊 氏)-668 (2017/04/19掲載) RCTの先を行く?リアルワールドでのTAVR対象患者(解説:香坂 俊 氏)-630 (2017/01/04掲載) 失神患者の6人に1人はPEか?NEJMのデータを深読みする(解説:香坂 俊 氏)-605 (2016/10/28掲載) 転ばぬ先の杖:TAVIに対する脳血管保護デバイス(解説:香坂 俊 氏)-590 (2016/09/09掲載) アミオダロンは効く?効かない?よくわからない?(解説:香坂 俊 氏)-550 (2016/06/17掲載) その他の解説記事をみる J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら 関連記事 院外心停止へのエピネフリン、神経学的予後は改善せず?/NEJM ジャーナル四天王(2018/07/30) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 虚血性心筋症の心室頻拍、カテーテルアブレーションは有効か/NEJM(2024/12/03) “Fantastic Four”の一角に陰り:心筋梗塞例にミネラルコルチコイド受容体拮抗薬は無効(解説:桑島巌氏)(2024/12/03) 飽和脂肪酸摂取量がアルツハイマー病リスクと関連(2024/12/03) 自覚症状に乏しい糖尿病性腎症に早く気付いて/バイエル(2024/12/03) ワクチン同時接種、RSV+インフルエンザ/新型コロナの有効性は?(2024/12/03) トリプルネガティブ乳がんの治療にDNAワクチンが有望か(2024/12/03) 喘息は子どもの記憶能力に悪影響を及ぼす(2024/12/03) 妊娠中のビタミンD摂取は子どもの骨を強くする(2024/12/03) 前立腺肥大症治療薬のタダラフィルが2型糖尿病リスクを抑制(2024/12/03) [ あわせて読みたい ] Dr.たけしの本当にスゴい高齢者身体診察(2019/05/15) J-COSMO(ジェイ・コスモ)Vol.1 No.1(2019/04/17) Dr.林の笑劇的救急問答14<上巻>(2019/03/15) 志水太郎の診断戦略ケーススタディ(2019/02/15) Dr.須藤のやり直し酸塩基平衡 (2018/12/15) Dr.小松のとことん病歴ゼミ (2018/09/07) 長門流 総合内科専門医試験MUST!2018 Vol.3(2018/08/07) 今、注目のエビデンス(2018/07/02) 第4回 特別編 覚えておきたい熱中症の基本事項【救急診療の基礎知識】(2018/07/25)