Scoop and Runは正しいのか? 院外心停止の現場から(解説:香坂 俊 氏)-1311

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2020/11/02

本記事のコメンテーター

香坂 俊( こうさか しゅん ) 氏

慶應義塾大学 循環器内科 准教授

J-CLEAR評議員

院外での心停止(OHCA:Out-of-Hospital Cardiac Arrest)の際、(1)そのまま現場にとどまって蘇生行為を続けるか、あるいは(2)専門施設への搬送を優先するのか(いわゆるScoop and Runと呼ばれる方式)、難しい判断を迫られることも多い。そうした現場のジレンマを解決すべく、北米で大規模調査(2万7,705例)のデータ解析が行われた(傾向スコアを活用し2群の重症度をある程度マッチさせた集団をこの研究では扱っている)

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