レオファーマと協和キリンは、2021年6月18日、尋常性乾癬治療剤ドボベットの新剤形「ドボベットフォーム」を新発売した。
本剤は、既存の軟膏の有効性を担保したうえで、簡易性と利便性の観点から治療の新たな選択肢を提供することを目的に開発が進められ、2015年に米国で初めて承認された。以来、すでに欧州諸国など世界40ヵ国以上で承認されている。
ドボベットは、尋常性乾癬の外用剤としてレオファーマの親会社LEO Pharma A/Sが開発し、本邦では2014年9月にドボベット軟膏が、2018年6月にドボベットゲルが発売されている。今回、軟膏及びゲルに加え、本剤をラインナップに追加することで、両社はより多くの患者QOL向上への貢献を目指す。
製品名:ドボベットフォーム
一般名:カルシポトリオール水和物 / ベタメタゾンジプロピオン酸エステル
効能又は効果:尋常性乾癬
用法及び用量:通常1日1回、患部に適量塗布する。
包装:60g (1本)
承認取得日:2021年1月6日
薬価収載日:2021年6月18日
薬価:221.30円/g
販売:協和キリン株式会社
製造販売:レオ ファーマ株式会社
(ケアネット 土井 舞子)