肺高血圧症への併用療法、初期治療にも有効/NEJM
肺動脈肺高血圧症(PAH)に対する初期治療として、アンブリセンタン(商品名:ヴォリブリス)+タダラフィル(同:アドシルカ)の併用療法は、それぞれの単独療法と比較して、臨床的に失敗のイベントリスクが有意に低いことが示された。イタリア・ボローニャ大学のN. Galie氏らAMBITION研究グループが報告した。PAHに対する併用療法の有効性については、アドオン療法としての評価はされていたが、初期治療の長期転帰については検討されていなかった。NEJM誌2015年8月27日号掲載の報告より。