臨床試験での治療有効性に対する医師と患者の評価は一致している

さまざまな疾患の治療有効性を評価するため、患者および医師による総合評価(global assessments)が一般的に用いられるようになっている。しかし一方で、患者の総合評価と医師の総合評価は必ずしも一致しないとのエビデンスも示されている。そこでギリシャ・イオアニア医科大学Evangelos Evangelou氏らは、コクランデータベースで臨床試験における医師、患者の総合評価に関するシステマティックレビューを行った。結果は「おおむね一致する」と報告している。BMJ誌2008年6月7日号(オンライン版2008年5月21日号)掲載より。