ベネトクラクス、急性骨髄性白血病の希少疾病用医薬品に指定/アッヴィ
アッヴィは、6月22日、経口BCL-2阻害薬ベネトクラクスについて、急性骨髄性白血病(AML)を予定される効能・効果として、厚生労働省より希少疾病用医薬品の指定を取得した。
AMLは最も悪性度が高く、治療困難な血液がんのひとつで、生存率が極めて低い。治療法やケアの進歩にもかかわらず、患者の5年生存率は約28%にとどまっている。またAMLは世界で最も多い急性白血病でもあり、全世界で10万人当たりの新規発症数は103例、本邦におけるAMLの総患者数は、約7,000例と報告されている。