TAVRの術後は抗血小板療法?抗凝固療法?(解説:上妻 謙 氏)-1191 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2020/02/27 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 上妻 謙( こうづま けん ) 氏 帝京大学医学部内科学講座・循環器内科 教授 オリジナルのニュース TAVR後の弁尖可動性低下、抗血栓療法は有効か/NEJM(2019/12/03掲載) 経カテーテル大動脈弁置換術(TAVR)は、重症大動脈弁狭窄症に対する治療として標準治療となったが、術後の抗血栓療法についての十分なエビデンスが存在しない。今までTAVR後の抗血栓療法としては3~6ヵ月のアスピリンとクロピドグレルによる2剤併用抗血小板療法(DAPT)が標準とされてきたが、この抗血小板療法についての大規模研究は少なく、とくにランダマイズトライアルは皆無である。TAVR後に抗血小板療法が良いのか抗凝固療… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 上妻 謙先生の他のコメント Supra-annularの自己拡張弁はバルーン拡張弁に対して狭小弁輪患者のTAVIで優位に立てるか?(解説:上妻謙氏) (2024/05/09掲載) TAVIとSAVRの比較試験をただちにやめてガイドラインを改訂すべき時である(解説:上妻謙氏) (2024/05/08掲載) DMR(変性性僧帽弁閉鎖不全症)に対するMitraClipのリアルワールドデータ(解説:上妻謙氏) (2023/06/15掲載) 脳保護デバイスでTAVRの周術期脳梗塞は解決するか?(解説:上妻謙氏) (2022/11/01掲載) 高齢または中等度リスクAS患者のTAVIとSAVRの比較(解説:上妻謙氏) (2022/06/29掲載) 新しく出てくるTAVI弁は使えるか?(解説:上妻謙氏)-1264 (2020/08/06掲載) 無症状でも重症ASは放っておいてはダメ(解説:上妻謙氏)-1192 (2020/03/02掲載) TAVRのデバイス性能は製品によって差がある(解説:上妻謙氏)-1160 (2019/12/26掲載) カテーテル治療の波はついに三尖弁にも来た(解説:上妻謙氏)-1159 (2019/12/23掲載) TAVI周術期の脳卒中は減少していない(解説:上妻謙氏)-1109 (2019/09/02掲載) 大動脈弁狭窄症に対する治療の第1選択はTAVIの時代に(解説:上妻謙氏)-1058 (2019/06/10掲載) その他の解説記事をみる J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] COPDの3剤配合薬、定量噴霧吸入器vs.ドライパウダー吸入器/BMJ(2025/01/22) 日本における片頭痛診療の現状、今求められることとは(2025/01/22) 乳がん診断後の手術遅延、サブタイプ別の死亡リスクへの影響(2025/01/22) 自己主導型のCBTはアトピー性皮膚炎の症状軽減に有効(2025/01/22) コーヒーやお茶の摂取は頭頸部がんのリスクを下げる?(2025/01/22) 高齢患者の抗菌薬使用は認知機能に影響するか(2025/01/22) 出産後の抜け毛の量が育児中の不安に独立して関連(2025/01/22) [ あわせて読みたい ] Dr.林の笑劇的救急問答14<下巻>(2019/08/07) Dr.たけしの本当にスゴい高齢者身体診察(2019/05/15) Dr.林の笑劇的救急問答14<上巻>(2019/03/15) 志水太郎の診断戦略ケーススタディ(2019/02/15) Dr.小松のとことん病歴ゼミ (2018/09/07) 長門流 総合内科専門医試験MUST!2018 Vol.3(2018/08/07) 今、注目のエビデンス(2018/07/02)