無症状でも重症ASは放っておいてはダメ(解説:上妻 謙 氏)-1192 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2020/03/02 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 上妻 謙( こうづま けん ) 氏 帝京大学医学部内科学講座・循環器内科 教授 オリジナルのニュース 無症候性の大動脈弁狭窄症、保存的治療 vs.早期手術/NEJM(2019/11/29掲載) 昔から失神や胸痛を来した重症大動脈弁狭窄症(AS)は、急いで手術しないと急死しやすいことは経験的に認められてきた。TAVRが出てくる前から手術ができる患者は準緊急で手術に送ったものだったが、TAVRが出てから市場が大きく掘り起こされ、超高齢社会も相まって、無症候のASが多く見つかるようになった。これは、そういった無症候の重症ASを手術せずに経過をみたらどうなるかということをはっきりさせた重要な論文である。早期… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 上妻 謙先生の他のコメント Supra-annularの自己拡張弁はバルーン拡張弁に対して狭小弁輪患者のTAVIで優位に立てるか?(解説:上妻謙氏) (2024/05/09掲載) TAVIとSAVRの比較試験をただちにやめてガイドラインを改訂すべき時である(解説:上妻謙氏) (2024/05/08掲載) DMR(変性性僧帽弁閉鎖不全症)に対するMitraClipのリアルワールドデータ(解説:上妻謙氏) (2023/06/15掲載) 脳保護デバイスでTAVRの周術期脳梗塞は解決するか?(解説:上妻謙氏) (2022/11/01掲載) 高齢または中等度リスクAS患者のTAVIとSAVRの比較(解説:上妻謙氏) (2022/06/29掲載) 新しく出てくるTAVI弁は使えるか?(解説:上妻謙氏)-1264 (2020/08/06掲載) TAVRの術後は抗血小板療法?抗凝固療法?(解説:上妻謙氏)-1191 (2020/02/27掲載) TAVRのデバイス性能は製品によって差がある(解説:上妻謙氏)-1160 (2019/12/26掲載) カテーテル治療の波はついに三尖弁にも来た(解説:上妻謙氏)-1159 (2019/12/23掲載) TAVI周術期の脳卒中は減少していない(解説:上妻謙氏)-1109 (2019/09/02掲載) 大動脈弁狭窄症に対する治療の第1選択はTAVIの時代に(解説:上妻謙氏)-1058 (2019/06/10掲載) その他の解説記事をみる J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 心筋線維化を伴う無症候性重症AS、早期介入の効果は?/JAMA(2025/01/31) 「プレハビリテーション」は有効か?~メタ解析/BMJ(2025/01/31) 重大な副作用にアナフィラキシー追加、アルギニン含有製剤など/厚労省(2025/01/31) BRAF V600E変異mCRC、1次治療のエンコラフェニブ+セツキシマブが有用(BREAKWATER)(2025/01/31) 日本における遺伝子パネル検査、悪性黒色腫の治療到達割合は6%(2025/01/31) 成人ADHDに対するさまざまな治療の有用性比較〜ネットワークメタ解析(2025/01/31) 血液検査でワクチン効果の持続期間が予測できる?(2025/01/31) [ あわせて読みたい ] Dr.林の笑劇的救急問答14<下巻>(2019/08/07) Dr.たけしの本当にスゴい高齢者身体診察(2019/05/15) Dr.林の笑劇的救急問答14<上巻>(2019/03/15) 志水太郎の診断戦略ケーススタディ(2019/02/15) Dr.小松のとことん病歴ゼミ (2018/09/07) 長門流 総合内科専門医試験MUST!2018 Vol.3(2018/08/07)