「フルダラ静注用50mg」「フルダラ錠10mg」にそれぞれ適応追加 バイエル薬品株式会社とジェンザイム・ジャパン株式会社は9日、両社が共同プロモーションを行っている「フルダラ静注用50mg」(一般名:フルダラビンリン酸エステル)の効能・効果として「再発又は難治性の低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫及びマントル細胞リンパ腫」が、「フルダラ錠10mg」(一般名:フルダラビンリン酸エステル)の効能・効果として「貧血又は血小板減少症を伴う慢性リンパ性白血病」が、2009年11月6日付で新たに承認されたと発表した。
抗悪性腫瘍剤「エルプラット」 胃がんの適応拡大を目指した臨床試験を実施 株式会社ヤクルトは9日、白金錯体系抗悪性腫瘍剤オキサリプラチン-販売名『エルプラット注射用50㎎、同100㎎』、『エルプラット点滴静注液50㎎、同100㎎』(以下、エルプラット)の進行・再発胃がんでの適応拡大を目指した、第III相臨床試験を実施することを決定したと発表した。
経皮鎮痛消炎剤「モーラステープ」 関節リウマチ鎮痛の効能追加承認取得 久光製薬株式会社は9日、経皮鎮痛消炎剤「モーラステープ 20mg」および「モーラステープL 40mg」(一般名:ケトプロフェン)に関し、2008年5月に「関節リウマチにおける関節局所の鎮痛」の効能追加を申請していたが、2009年11月6日付で承認を取得したと発表した。
ノバルティス ファーマ、新型インフルエンザワクチンを日本で製造販売承認申請へ ノバルティス ファーマ株式会社6日、厚生労働省にH1N1新型インフルエンザワクチン(海外での製品名:Celtura)の製造販売の承認申請を行ったと発表した。
細胞培養によるH1N1新型インフルエンザワクチンCeltura ドイツで承認 スイス・ノバルティス社は5日(現地時間)、細胞培養にもとづくアジュバント(免疫賦活剤)を添加した1N1新型インフルエンザワクチンCeltura がドイツで承認されたと発表した。日本法人のノバルティス ファーマ株式会社が報告した。
抗生物質「VIBATIVTM(テラバンシン)」米国で新発売 アステラス製薬株式会社は6日、米国テラバンス社より導入した抗生物質「VIBATIVTM(一般名:テラバンシン)」について、当社の米国子会社アステラス ファーマ US, Inc.が「メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)およびメチシリン感受性黄色ブドウ球菌(MSSA)を含むグラム陽性菌に起因する複雑性皮膚・軟部組織感染症(cSSSI)」を適応症として新発売した。
Merz 社と耳鳴治療薬「Neramexane」の国内ライセンス契約締結 株式会社キョーリンは5日、子会社である杏林製薬株式会社が、ドイツ・Merz Pharmaceuticalsが欧米で開発中の耳鳴治療薬「Neramexane」について、日本国内におけるライセンス契約を締結したと発表した。
特定の環境下において、二酸化塩素ガスがネコカリシウイルスに対して除去効果あり 大幸薬品株式会社は5日、10月30日に東京で開催された「第58回日本感染症学会(東日本地方会学術会)・第56回日本化学療法学会(東日本支部総会)合同学会」にて「モデル環境内及び部屋内での付着したネコカリシウイルス(ノロウイルスの代替)に対する二酸化塩素ガスの有効性の検討」という演題で、特定の環境下において、二酸化塩素ガス(以下「ClO2ガス」)がネコカリシウイルス(以下「FCV」)に対して除去効果があることを発表したと報告した。
糖尿病患者のグルコース濃度の測定装置で薬事承認を取得 日本メドトロニック株式会社は4日、10月30日付けでグルコース値の連続測定を可能にするグルコースモニタシステム「メドトロニック ミニメド CGMS-Gold」の薬事承認を取得したと発表した。
5q-を伴う低/中間-1リスクの骨髄異形成症候群による貧血治療 -レナリドミドを承認申請 2009年11月4日、セルジーン株式会社は新規免疫調節薬の1つである「レナリドミド水和物(以下、レナリドミド)」を「5番染色体長腕部異常を伴う骨髄異形成症候群(以下、MDS)による貧血治療薬」として、医薬品製造販売承認申請を行った。同日、帝国ホテルでプレスセミナーが開催され、東京医科大学内科学第1講座主任教授の大屋敷一馬氏がMDSの概要と、レナリドミドを含めた今後の治療薬について講演を行った。 なお、本年6月には「再発又は難治性の多発性骨髄腫」の治療薬としてデキサメタゾンとの併用によるレナリドミドの承認申請を行っている。
第一三共 抗インフルエンザウイルス薬CS-8958第III相臨床試験を開始 第一三共株式会社は5日、抗インフルエンザウイルス薬CS-8958の日本での予防適応取得に向けた第III相臨床試験を開始したと発表した。CS-8958は、laninamivirのプロドラッグ体であり長時間作用型のノイラミニダーゼ阻害剤。インフルエンザウイルスの感染部位である、気道において直接作用を発揮する吸入治療剤で、1回の投与でインフルエンザに対する効果を示すとのこと。
MN-221の慢性閉塞性肺疾患を適応とするフェーズ1b臨床試験を開始 メディシノバ・インクは4日、高い選択性を有するβ2アドレナリン・レセプター作動薬である同社開発化合物MN-221について、COPD(慢性閉塞性肺疾患)増悪の治療に対する安全性を評価するフェーズ1b臨床試験を開始したと発表した。
画像記録が可能な気道管理用携帯型軟性内視鏡が発売 オリンパスメディカルシステムズ株式会社は4日、携帯型軟性内視鏡にカメラ機能を搭載して、世界初の画像記録を可能にした「エアウェイマネジメントモバイルスコープ」2機種を発売した。
新種の辛くないトウガラシに抗肥満効果あり 味の素株式会社は2日、新種の辛くないトウガラシ「CH-19甘」から抽出された成分「カプシエイト」の最新のメカニズム研究について、北米肥満学会(2009年10月24-28日 米国ワシントンD.C.にて開催)で発表したと報告した。研究では、カプシエイトが体重増加抑制ならびに腹部脂肪蓄積抑制を引き起こすことが明らかになったという。
第6回医用原子力技術研究振興財団講演会 「原子力(放射線)利用技術の医療への貢献」―人にやさしい放射線医療― 開催のご案内 放射線の利用技術が診断・治療に応用されることにより、原子力の有用性がエネルギー分野のみならず、医療の分野でも大きく認められつつあります。原子力(放射線)利用技術の医療分野への貢献が国民生活に身近なものであることを内容とした「人にやさしい放射線医療」をテーマとして、放射線画像診断、高度Ⅹ線治療、粒子線がん治療を平易且つ啓発的に広く一般の方々にも紹介するとともに、併せて、放射線の安全管理について解説することを目的として開催いたします。
新型インフルエンザに注意すべき疾患は ―重症化しやすいCOPD患者― 2009年11月4日、大手町ファーストスクエアにて開催されたCOPD(慢性閉塞性肺疾患)プレスセミナー(主催:日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社/ファイザー株式会社)で、日本医科大学呼吸器内科教授、同大学呼吸ケアクリニック所長の木田厚瑞氏が「新型インフルエンザとCOPD」について講演を行った。
第2回ココ・カラ・ライフ トークセッション2009 「もっと知って!子宮けいがんのこと」開催 20~30代の若い女性の間で乳がんよりも急増しているといわれてる、子宮けいがん。日本では年間1万人以上が発症し、3500人が死亡すると推定されている。性交を行う年齢の低年齢化を背景に、この20年ほどの間に、20~30歳代の発症者・死亡者が増加していると深刻だ。その子宮けいがんのことや婦人科検診についてわかりやすく伝えようと、第2回ココ・カラ・ライフ トークセッション2009「もっと知って!子宮けいがんのこと」が開催される。
一生のうちにがんと診断される確率、ご存じですか? がん検診に関する意識調査より ソニー損害保険株式会社が30日、「がん検診に関する意識調査」の結果を発表した。調査では、「女性の3人に1人が、一生のうちにがんと診断される確率がある」ということを、女性の59.6%が「知らなかった」と回答していた。