再発性・治療抵抗性非小細胞肺がんへのベバシズマブ+エルロチニブ:BeTa試験

再発性または治療抵抗性の標準第一療法治療後の非小細胞肺がん(NSCLC)に対する、ベバシズマブ(商品名:アバスチン)+エルロチニブ(同:タルセバ)の併用レジメンの有効性と安全性について検討された第3相二重盲検プラセボ対照試験「BeTa」の結果が、Lancet誌2011年5月28日号に掲載された。試験は、米国テキサス大学腫瘍学部門のRoy S Herbst氏らにより行われた。ベバシズマブとエルロチニブは腫瘍増殖ターゲット、細胞毒性効果がそれぞれ異なる。第1相、第2相試験で同併用レジメンの安全性および細胞活性が認められたことを踏まえて行われた試験であった。