航空機騒音、10dB増で心血管疾患入院リスク3.5%増加/BMJ
航空機騒音が大きいほど心血管疾患による入院リスクは高くなるようだ。騒音が10dB増すごとに、同リスクは3.5%増加することが示された。米国・NMR GroupのAndrew W. Correia氏らが、米国内89ヵ所の空港付近に住む、約600万人の高齢者について行った後ろ向き調査の結果、報告した。先行研究において、航空機騒音が高血圧アウトカムに関連があることは知られていたが、心血管疾患との関連についての研究報告はほとんどなかった。BMJ誌オンライン版2013年10月8日号掲載の報告より。