頭蓋内主幹動脈の狭窄のあるハイリスク患者、内科治療単独がアウトカム良好/Lancet
頭蓋内主幹動脈の狭窄により一過性脳虚血発作や脳卒中を発症した人に対しては、積極的内科治療単独のほうが、積極的内科治療+経皮的血管形成術+Wingspanステント留置術を行うよりも、脳卒中や死亡のリスクが低く、アウトカムが良好であることが、長期追跡の結果についても示された。米国・ワシントン大学のColin P. Derdeyn氏らが、451例について行った無作為化試験「SAMMPRIS」の結果、報告した。同試験について、30日時点で単独群(5.8%)のほうがステント群(14.7%)よりも主要エンドポイントが抑制された結果が示されていた。Lancet誌オンライン版2013年10月26日号掲載の報告より。