トモシンセシス vs X線 リウマチの骨びらん評価に有効なのはどっち? 日本人関節リウマチ患者における骨びらん評価を診断機器間で比較した。その結果、トモシンセシスはMRIに匹敵する検出率を有することがわかった。
ネットを介したポジティブ活動介入でも疼痛を緩和できるか 先行研究において、ポジティブな状態になると疼痛が軽減し、疼痛への耐性が高まることが、実験的な研究において明らかになっている。米国・ピッツバーグ大学のLeslie R.M. Hausmann氏らは今回、日常生活においてポジティブな活動を行うことが実際に疼痛を軽減させるかについて、オンラインを利用した介入研究を行った。
関節リウマチにおけるMTX使用は肺炎に注意 メトトレキサート(MTX)は関節リウマチの第一選択薬であるが、呼吸器疾患のリスクが懸念されている。そこで今回は22試験、8,584患者を対象としたメタ解析を行った。
腰椎変性疾患に対する内科的治療の真の実力は? 現在、医療改革では処置や治療の減少が求められているが、腰椎すべり症、腰部脊柱管狭窄症および腰部椎間板ヘルニアに対する内科的治療による包括的管理は本当に有用なのだろうか。
睡眠の質は腰痛患者の痛みの程度に強く関連 急性腰痛患者における発症後の疼痛強度は、睡眠の質と関連していることが、サウジアラビア・ダンマーム大学のSaad M. Alsaadi氏らにより明らかにされた。最近の報告で、睡眠の質と疼痛強度が密接に関係していることが示唆されていた。
男女差がみられる重度腰痛のリスク因子とは 臨床研究では矢状面立位姿勢が疼痛やQOL低下と関連することが示されているが、一般成人ではどうだろうか。ポルトガル・ポルト大学のFabio Araujo氏らは、地域住民を対象としたEPIPorto研究の参加者を対象に調査を行い、男性では矢状面立位姿勢とQOLは一貫して関連がなく、女性ではいくつかのパラメータが重篤な腰痛に関与している可能性があることを明らかにした。