化学療法後の切れ目ない医療の実践 2011年3月初旬、震災前の青森県三沢市にて第83回日本胃癌学会総会が開催された。大会3日目「化学療法後の切れ目ない医療の実践」と題したシンポジウムが行われた。このテーマは今回の会長である三沢市立三沢病院 坂田優氏の意向で主要演題として取り上げられた。がん診療連携拠点病院での緩和ケアが診療報酬加算の対象となったが、その要件の一つである緩和ケアチームのあり方について臨床現場での問題は多く、熱い論議が展開された。当シンポジウムは7人の演者が、基本講演と追加発言という形式で現場での取り組みについて発表を行った。
価値交換としての原発(なぜ医者の僕が原発の話をするか) 神戸大学感染症内科の岩田健太郎先生より、今回の原発事故について書かれた「価値交換としての原発(なぜ医者の僕が原発の話をするか)」を、先生のご厚意により転載させていただきました。
被災地でなくとも半分以上の医療現場で「心因的病状悪化」みられる PTSD症例発生も4割の医師が予想 株式会社QLifeは28日、茨城県を除く関東地方1都5県の医師252人の協力のもと行った『大震災の医療現場への影響(茨城県を除く関東地方1都5県)実態調査』の結果を発表した。
男性ビジネスマンの3人に1人が「自宅で朝食を食べない日がある」? 株式会社永谷園は24日、20~49歳の男性ビジネスマン1,800名に対して実施した「朝食」に関する実態調査の結果を報告した。調査結果からは、「時間がない」「食欲がない」といった理由から朝食がきちんととれていない実態や、「朝食と夫婦関係」との関連性が明らかになったという。
心のケアを長期的にサポートする震災対応カウンセリングを開始 株式会社アドバンテッジ リスク マネジメントは30日、11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)により被災した従業員とその家族への長期的な心のケアが今後必要になることから、東北エリアなどにおいて長期に渡るサポートを提供する震災対応カウンセリングサービスを開始すると発表した。
バクスター、被災者支援に生理食塩液を提供 バクスターインターナショナルインクおよびバクスターインターナショナル基金は22日、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の被災地における緊急ニーズに対応するため、74,500筒の生理食塩液(プレフィルドシリンジ)を寄贈することを決定し、一部現地への出荷を完了したと発表した。
原子炉事故に伴う被曝リスクの評価 ヨウ化カリウム、30km圏内…のエビデンスを問う 長崎大学 医歯薬学総合研究科教授 池田正行氏池田正行氏のご厚意により、今回の東北地方太平洋沖地震について書かれた「ヨウ化カリウムへの信仰そして30km圏内のエビデンス」を転載させていただきます。
災害時の血圧の特徴とその管理の要点-被災地の血圧管理にぜひ活かしてほしい!(自治医科大学内科学講座循環器内科学 苅尾七臣先生) 自治医科大学内科学講座循環器内科学 苅尾 七臣先生に「災害時の血圧の特徴とその管理の要点」をご提供頂きました。以下、苅尾先生のメッセージです。
「Pramlintade/Metreleptin」の肥満症を対象とした臨床第2相試験を自主的中断 武田薬品工業株式会社は17日、Amylin Pharmaceuticals, Inc.(本社:米国カリフォルニア州サンディエゴ)と同社は、肥満症を対象に追加で実施中のPramlintade/Metreleptin(開発コード:AC137-164594)による有効性と安全性を検証する臨床第2相試験を、自主的に中断することを決定したと発表した。
【阪神淡路大震災の経験を東北関東大震災に活かす】災害時循環器リスク予防スコアの活用のお願い (自治医科大学内科学講座循環器内科学 苅尾七臣先生) 自治医科大学内科学講座循環器内科学 苅尾七臣先生に「東北関東大震災での災害時循環器リスク予防スコア」をご提供頂きました。以下、苅尾先生のメッセージです。
NMDA受容体拮抗 アルツハイマー型認知症治療剤「メマリー」発売延期 第一三共株式会社は16日、NMDA受容体拮抗 アルツハイマー型認知症治療剤「メマリー錠5mg、10mg、20mg」(一般名:メマンチン塩酸塩)について、18日に新発売する予定だったが、東北地方太平洋沖地震の影響をふまえ、同剤の発売後の安定的な供給を確実なものとするため、発売日を延期と発表した。
「災害 あいまいさ 寛容さ」 -神戸大学 岩田健太郎先生より 神戸大学感染症内科の岩田健太郎先生より、今回の東北地方太平洋沖地震について書かれた「災害 あいまいさ 寛容さ」を、先生のご厚意により転載させていただきました。
20代・30代女性の2人に1人は常に不定愁訴に悩んでいる? 株式会社QLifeは2月28日、総合ポータルサイト「ウーマンエキサイト」と共同で行った『20代・30代女性の「不定愁訴』実態調査』の結果を発表した。
漢方の活用法をわかりやすく!「漢方体験.com」がオープン イスクラ産業株式会社は15日、漢方を利用した人の漢方体験レビューが閲覧できるサイト「漢方体験.com(かんぽうたいけんドットコム)」(http://www.kanpo-taiken.com)のベータ版をオープンしたと発表した。
「iNPH診療による介護費用削減の研究」結果発表 ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社メディカル カンパニーは8日、洛和会音羽病院正常圧水頭症センター所長 石川正恒氏と共同で『特発性正常圧水頭症(iNPH)』(以下、iNPH)診療における介護保険の削減額を試算したところ、対象患者100名の介護保険の利用額が支給限度額であった場合、削減額は1億4,762万円となり、有病率で試算すると5年間で約4,576億円削減の可能性を見込めることがわかったと報告した。
ダイエットは自己啓発化の兆し?ダイエットに成功した減量値は、-4.8kg!? サッポロ飲料株式会社は1月31日、20歳~49歳の男女1030名(男性:412名、女性:618名)を対象に実施した「ダイエットに関するアンケート」の結果を発表した。
増税でもやっぱりタバコはやめられない?! 楽天リサーチ株式会社は24日、たばこ税増税に関する継続調査の結果を発表した。2010年10月にたばこ税増税が実施され、たばこの価格は大幅な値上げとなった。増税から3ヵ月が経過したが、喫煙者に変化はみられるのかどうか、同社では、2010年9月末時点での喫煙者に対し、増税後1ヵ月ごとに喫煙状況を調査した。
日本精神神経学会など「プライマリ・ケアおよび精神医療の専門性の認識に関する調査:国際比較研究」アンケートを実施 日本精神神経学会アンチスティグマ委員会が世界精神医学会と協力し、「精神科および精神科医に対するスティグマ‐国際比較研究」を実施中。アンケートに協力できるプライマリ・ケア医を募集している。