新型インフル発症者、香港型と比べ低年齢だったが入院リスクなどは同等だった
2009年パンデミックA(H1N1)型インフルエンザ(新型インフル)を発症した人は、H3N2型インフルエンザ(香港型)を発症した人に比べ、年齢は低いが、入院リスクなどは同等だったことが報告された。米国疾病予防管理センター(CDC)のEdward A. Belongia氏らが、A型インフルエンザを発症した約7,000人について、タイプ別に(新型インフル、季節性H1N1、H3N2型)調べ明らかにしたもので、JAMA誌2010年9月8日号で発表した。新型インフルについて、他のA型インフルエンザの症状と直接比較した報告はこれが初めてという。