フルダラビン+シクロホスファミド併用は慢性リンパ性白血病の標準治療
1990年代に、クロランブシルは慢性リンパ性白血病(CLL)に対する標準的治療法であった。2001年、アメリカ・MDアンダーソン癌センターの研究グループは第II相試験において未治療のCLLに対するフルダラビン+シクロホスファミド併用療法の有効性を報告している。 イギリス・サットン市の癌研究所血液腫瘍科のCatovsky氏らは、以前の試験よりも増量したうえで、フルダラビン+シクロホスファミド併用療法をクロランブシル単剤、フルダラビン単剤と比較する多施設共同無作為化第III相試験(LRF CLL4試験)を実施した。7月21日付Lancet誌掲載の報告から。