食物繊維を多く摂っている人ほど心血管疾患が発症しにくい/BMJ
食物繊維の摂取量が多いほど、心血管疾患および冠動脈心疾患のリスクは低いことが、系統的レビューとメタ解析の結果、明らかにされた。英国・リーズ大学のDiane E Threapleton氏らが報告した。これまで、同関連については多数の観察研究で示唆されていたが、エビデンスとなる報告はなかったという。また、既存の文献レビューは非系統的なもので、由来食物に着目した検討はなされておらず、リスクとの関連性を摂取量で定量化した評価は行われていなかった。BMJ誌オンライン版2013年12月19日号掲載の報告より。